おまわりさん、ありがとう。

朝の通勤時、急にスクーターのスピードが落ちる。
すぐに後輪がロックして、ついに動かなくなる。

オイル交換もしばらくやってないし、オイルの量もかなり減っていたので、
オイル切れで焼き付いたのか？と青ざめる。
とりあえず引いていこうとするも車輪が動かない。。。ということは駆動系か？

駆動系カバーを開けることにする。が、朝の通勤時間帯です。
人がいっぱい行き来してます。非常に恥ずかしいです。
ので、ヘルメット被ったまま作業。しかもレインウエア着たままなので、汗だらだらです。

ドライブベルトが粉々で、ベルトの繊維がクラッチに絡みついて動かなくなってた。
走行中のベルト切れは結構起きるので、工具と予備ベルトは積んでいるが、
クラッチをバラす工具までは積んでいない。手でやるしかないが、全く取れない。

じっとしててもさらし者なので、クラッチを外して引いていると、派出所があった。
「あの～、バイク壊れちゃったんで、ちょっと置かしてもらえますか？」
警「え？壊れちゃったんですか？」
「いえ、直せるんで場所を貸して頂きたいんですが・・・」
と言いつつ、若い警官さんをスクーターのところまで連れて行く。
「・・・一人じゃ無理なもので・・・」
クラッチのフェイスを手で押し広げ
「ここに挟まってる糸くず、取ってもらえませんか」

いろいろやってくれたが殆ど取れないので、警官さんにフェイスを広げてもらって
ハサミで切りまくってようやくとれた。

菊屋橋近辺の交番でスクーターの駆動系をバラしていたのは、私です・・・。
走行後間もない、熱いクラッチを一生懸命広げてくれたおまわりさん、本当にありがとうございました。

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