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誕生日に、連れて行かれる? [出来事]

このテの話、興味無い方にはつまらない話です。

何年か前から、同じ人が夢に出てくる。。。そういう事、ないですか?

俺は20畳くらいの広い部屋の真ん中で、後ろ手をついて座っていた。
結構昔の家みたいな造りで、部屋に沿って細い廊下があり、
その廊下ギリギリの所に、横一列に海ぼうずみたいな影が15~20体揺らめいていた。

夢の中の俺は、その人影達を
(ああ、御先祖様が揃っているな。。。)と認識していたが、
彼らの一番右奥に、ハッキリした姿の人がひとり。
2~3歳くらいの女の子で、おかっぱ頭でえんじ色の着物。
正座をしていて、手を付いてこちらに軽く頭を下げていた。

(ああ、この子知ってる・・・)
で、目が覚めかけた時に金縛りにあっていることに気付く。
と、誰かが俺の左足首を掴んで捻った・・・で、金縛りが解けた。

『ウチの家系に女性は生まれたことが無い』と聞いていたが、
(今は弟に2人の娘がいるけれど・・・)
実家に帰った時にこの話をすると、親父が家系図を出して調べてくれた。

明治の初めに一人、明治の終わりに一人、いた。
明治の終わりの方の人はそこそこ生きたようだが、
初めのほうの人は生後数年で亡くなっている。
ただの夢でないのなら、幼くして亡くなったほうのご先祖では?と話していた。

そういう事があってから数ヶ月に一回、時には2日連続でその娘が夢に出てくるようになる。
大小の岩がごろごろ転がっている所を一緒に歩いていたり、
昔の、乳母車にその娘を乗せて山の中歩いたり、坂道登ったり。
とにかく、何処かを一緒に歩いている夢ばかり。
こちらは話しかけるが、返事は無い。楽しそうだが無口。

それが何時からか、実家が舞台になってきた。
ベランダの窓とカーテンの間に立っていたり、母親と俺とその娘で食事をしていたり。

そしてこの間、その娘が初めて喋った。
俺が実家の洗面所で歯を磨いていたら、そこにひょこっと顔だけ出して
「お兄ちゃん、誕生日の日に出てきてくれる?」
(どこに行くんだろう?)と思いながらも「いいよ」と答えようとしたら、目が覚めた。

別に【妹萌え】とか、ありません。
あれ?と思う。
実家には水子地蔵がある。
俺と弟の間に一人、弟の下に何人か生まれている筈だった。
俺と弟の間の一人というのが、女の子だったというのは両親から聞いている。

ただの夢でないのなら、その娘だったのか・・・なんて考える。
あの電話機の「お兄さん」も、何となく関係しているのか?

何年後の事なのかはわからないが、
俺の誕生日は9月18日。。。。。


関連『お兄さんです』
   『間違い電話だったのか?(お兄さんです2)』
因みに、「お兄さん」はこんな感じです。

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hiroq

あんぱんち~様、nice!ありがとうございます。
by hiroq (2010-10-03 09:06) 

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